【保存版 スペシャルニーズを持つ生徒の高校選びのための17のチェックポイント】
発達障害のある生徒の場合、通信制高校を選ぶチェックリストとして押さえておきたい点
発達障害のある生徒の場合、通信制高校を選ぶチェックリストとして押さえておきたいのは、以下の点です。
もちろん全日制高校を選ぶ際にも当てはまる項目が多数あるはずです。
01)学校の教職員が発達障害の正しい診断名と診断基準、特性について答えられるか
02)教職員がネガティブな言葉、態度を意図せずに安易に用いず、ポジティブな言葉、態度を自然に用いているか
03)学校内に発達特性に関するアセスメント体制があるか、医療機関との緊密な連携体制があるか
04)生徒数に見合った、心理職や特別支援教育の学習支援者、精神保健福祉の有資格者 等がいるか
05)個別教育支援計画(IEP) の運用は行われているか
06)保護者への相談支援は行われているか
07)卒業後の進学、就労における継続的な支援に役立つIEPと必要とされる合理的配慮と支援実績の蓄積が組織的に行われているか
08)紙のプリント以外の教材、副教材、提出物を認め、多様なデバイス (PC、タブレット、スマホなど)で
オンライン学習に取り組めるようになっているか
09)学習提出物、 課題レポートは間をおかずに即座の採点とフィード バックが行われているか
10)成績評価を制限時間付きの一斉テストに依存し過ぎて いないか。
探求・協働学習など ポートフォリオ 、スタディログ など、多様な成果と 観点 評価軸で評価しているか
11)生徒がWebベースで学びやすい認証ページ(学習支援システム)および生徒管理システムは稼働して、教職員が使いこなせているか
12)校長あるいは副校長が議長を務める校内委員会、ケース会議は定期的に行われているか
13)就労移行支援事業所の福祉資源に関する 情報収集は行われているか、的確な評価眼を組織的に持ち合わせているか
14)登校時に落ち着いて学習に取り組めるブース環境や個別支援スペース、レスパイトスペース は用意されているか
15)学習障害の個別的なニーズに沿った教材および補助教材、支援と伴走の人員の補充や配置が提供される体制があるか
16)進学率90 %を越える高校は実態として義務教育であると認識し、生徒の学習権を重んじ、
就学を保証する意思を持ち、具体的な指針を文面化している 学校であるか
17)履修主義から修得主義へと変わることが求められる高校において、新学習指導要領に基づき、
「何ができるようになるか」「何を学ぶのか」「( そのために)個々の生徒がどのように学ぶのか」という
理想を実現する意思を持つ学校であるか
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これらの点を念頭に置いて高校を眺めるととても重要な何かが見えてくるでしょう。
この中で、7つ以上満たしている通信制高校を選びたいものです。
全日制高校だと5つ以上満たしている高校を選びたいものです。
思春期を迎えて、自己肯定感は低下しがちです。
中学から学校への行きしぶり、不登校、不安症、起立性障害、摂食障害、協調運動性障害、はたまた強迫神経症、さらにはその先の精神障害を併発しがちなのが発達上の課題を持つ生徒たちです。
学校見学に行った際の、先生たちの印象や在校生たちの明るい表情、制服、楽しそうな部活動、文化祭、体育祭、修学旅行などの説明を受けると思います。
そのときのお子さんの精神状態により、何がアンテナ、センサーにかかるか、様々です。
ともすると、高校3年間の居場所探しという視点に陥りがちです。
心身の調子の悪いときでも継続できる学習環境が得られるかどうか、冷静にお調べください。
お子さんからはウォンツ(願望)ベースでの印象、評価を得てください。
ニーズ(本人が本当は必要としている)ベースの要望をくみ取ってください。
あるいは深掘りしたり、先回りしながら、どんな資源があれば高校生活を、継続していけるのか、本人の話からも汲み取ってください。
かかりつけのドクター、療育面でお世話になっている先生方のオピニオンも重要視してください。
日野 公三
EuLa通信制中等部 統括ディレクター
明蓬館高等学校 理事長
アットマーク国際高等学校 理事長
東京インターハイスクール 特別顧問
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