ひとりの人として、ダンサーとして、同志や先生から学べた明蓬館
バレエダンサーとしての道をしっかり進んだだけでなく、人間として成長する機会に出会えた井嶋さん。勉強だけでなくバレエのことで悩んでいた時にも、明蓬館の先生が親身に相談に乗ってもらっていたことで、自分らしさを取り戻し、バレエも勉強も常に全力で打ち込める環境にいられたとのことです。
人として、そしてバレエダンサーとして、大きく成長できた井嶋さんのメッセージです。
名前 | 井嶋 奏太さん/卒業生 |
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受講コース | バレエダンサーコースコース |
学び方 | スクールコーチ |
卒業後の進路 | ドレスデン国立歌劇場バレエ団 |
明蓬館入学のきっかけ、決め手は?
初めて明蓬館高等学校について知ったのは、中学3年生の春頃でした。その時、僕はドイツへの長期留学が決まり、留学先での授業や生活に集中しつつも日本での高校資格も取得したいと思っていました。そんな時、僕の尊敬する友人が紹介してくれたのが明蓬館でした。
明蓬館について調べていく上で、世界中で活躍している憧れの先輩方が在学している事や、明蓬館の授業や課題内容であれば留学先での生活に支障をきたさずに無理なく学習を進める事が出来る事を知り、明蓬館であればバレエと高校資格取得の両立を目指せると思い入学する事になりました。
明蓬館(バレエダンサーコース)の良さは?
僕はバレエダンサーコースで同じ夢を追いかけている同年代の友達との交流が出来るところが大好きでした。夏や冬、日本帰国時に先生が企画してくださる交流会や行事、スクーリングなどでさまざまな国や学校で頑張っている友達に出会い、留学先での話やバレエの話、バレエ以外の話もしながらたくさん笑って過ごす時間は僕にとって非常に特別な時間で、毎回解散後には「また自分も留学先に戻って頑張ろう」と思えました。
留学先でも高校課題のことや、それ以外の留学先での生活などを気にかけてくださったり、バレエの事などで悩んだり落ち込んだりしている時も話を聞いてくださる先生の存在はとても大きく、明蓬館の特別な良さだと思っています。
高校の進学先(転入先)を検討している人に一言!
僕は明蓬館に入学したからこそ、高校資格の事を心配せずに自分の留学先の勉強やバレエに打ち込む事ができました。留学先での学校の勉強や毎日多くのクラスやリハーサル、初めて親元を離れてする一人暮らしの生活など、考える事がとても多いなかで「日本の高校の卒業資格」という不安要素を感じずに留学生活に集中できたことは、僕の中でも明蓬館に入学して良かったと思った理由の一つです。
また、明蓬館を通して知り合う事のできた全ての人たちとの繋がりは今もこれからも、とても重要なものです。ただ高校卒業資格を取得するだけではなく、一人の人として、ダンサーとして、大切な事を同志である友達や先生から学ぶことができた明蓬館高校バレエダンサーコースは唯一無二の僕の自慢の母校です。