だんだん朝日が昇るのも早くなってきましたね。春の訪れを感じ始めたこの頃、明蓬館高等学校の卒業証書授与式が執り行われました。
天気はあいにくの雨でしたが、生徒たちはそれぞれおしゃれして登校。通信制ならでは、制服以外にもスーツやフォーマルな服装で登校してくれました。
例年、卒業生には生花で作ったコサージュをプレゼント。地域の生花店のオーナーがアレンジしてくれました。コサージュに使われたガーベラは「希望」、ピンクのカーネーションは「感謝」。卒業する生徒たちの気持ちをお花でも表現しています。
卒業生代表の答辞では、登校をしながら学習を進めるスクール生と自宅学習を中心に行事等に参加するネット生の２つのコースから代表者が送辞を読み上げました。それぞれの学習スタイルや所属していた部活動、参加した行事は２人とも全然違っていたからこそ、それぞれの経験が光る送辞に私たち教員も感動しました(;´Д｀)
また、卒業式に参加できない後輩たちが卒業生のためにホワイトボードアートを書いてくれました。例年、美術部の生徒たちが書いてくれています。今年度は明蓬館の制服を着た先輩と桜を表現。雨の中でも桜舞う卒業の気分を感じることができました。
生徒たちを支えてきた先生方はもちろん、「地域が学校」を体現する地域の皆様が卒業生の雄姿を見るため、たくさん集まってくださいました。本校に集まれないから、とさらにさまざまな地域の方々、関係機関の方々、全国で学ぶ明蓬館の各拠点の先生方から祝電もいただきました。時間の関係で数通しか読めませんでしたが、皆様からのメッセージはたくさんの方々に見てもらい、伝わったと思います。
最後に、本校職員一同から。
さまざまな進路に進んでいく卒業生の皆様、改めて卒業おめでとうございます。明蓬館に通っていた中でコロナの影響を受けたり、授業のスタイルが変わったりとさまざまな変革の中を頑張り続けてきました。
苦労もたくさんしたと思いますが、同じかそれ以上に楽しかったこともあったのではないでしょうか。これから辛いことがあっても、楽しいことを見つけて頑張ってほしいし、もしも話を聞いてほしいとき、少し休憩したいときはいつでも学校に遊びに来てくださいね。いつでも待っていますよ(‘ω’)ノ
