アットマーク国際高校を卒業した生徒の皆さんの声です。

難病が原因で身体的なハンディキャップがあり、中学卒業後は特別支援学校に行くべきか悩んだのですが、やはり一般の教育を受け続けたいという思いが強く、アットマーク国際高等学校を選びました。

スクーリングでは宿泊場所が選べるので、父と母と3人で参加したのですが楽しい思い出です。年に何度か学習センターに通って勉強したり、わからないことはメールで先生に質問したり、自分のペースで勉強できるのがうれしかったです。ネット授業は自宅でするので、家族のサポートも受けられますし。

中学生の時は内向きな性格でしたが、アットマーク国際高等学校では、仲間たちも先生たちもたまにしか実際に会わないのに、みんな親切にしてくださって、明るく前向きな性格に変わることができました。卒業後は医療事務の専門学校に入り、学校には自力で通いました。現在は薬局に就職して働いています。この職場でできることを増やす。これが今の目標です。

鈴木 千晶さん(2014年卒)

中学生の時に起立性調節障害を発症したため、全日制の高校に進学するのは難しいと思い、アットマーク国際高等学校を選びました。卒業した今は、短大の幼児教育学科で幼児教育の勉強をしています。保護者と子どもの両方から信頼される保育士になるのが目標です。

アットマーク国際高等学校に入ってよかったことは、それまでは集団でしか行動できなかったのが、ひとりでできるようになったことでしょうか。生活リズムも整い、おかげでいまでは短大への通学で遅刻も欠席も一度もありません。研修旅行でUSJに行ったことや、スクーリングで仲間たちと一緒に過ごしたことが、一番の思い出です。

藤 澪子さん(2017年卒)

小学校にも中学校にもあまり通えませんでしたので、自分の学力がとても不安でした。それで、自分のペースで学べる高校を探していたところ、アットマーク国際高等学校に出会いました。他の通信制高校も見学しましたが、アットマーク国際高等学校が一番落ち着く場所に思えました。実際、集団行動が得意な人も苦手な人も、人見知りの人も人見知りじゃない人も、それぞれがそのままでいい、そんな学校でした。

1、2年生の時はスクールコースでしたので、学習センターに通って提出物などに取り組みました。習っていたタップダンスの動画を撮影して体育の成果物にしたり。先生たちは親身に相談にのってくれますが、ほどよい距離感で生徒を見守ってくれるという印象です。私自身、大学受験のたいへんだった時に、先生にたくさん支えてもらいました。

文章を書くことが苦手だった私が、社会人になったいま、自信をもって文章を書けるのも、この時に先生に指導してもらったおかげです。

三浦 咲さん(2009年卒)

中学校のときに韓国の大学生の方たちの教会音楽のライブを聴いて感動したのがきっかけで、韓国の文化や言葉に興味を持ち始めたんです。それで韓国語を話せるようになりたくて韓国へ語学勉強に行ったり来たりしながら、同時にアットマーク国際高等学校の勉強も頑張りました。この二つを両立できたのが嬉しかったですね。

小学校、中学校とフリースクールに通っていて、自分のペースでコツコツと勉強する生活をしていましたので、アットマーク国際高等学校の学習の仕方は私には合っていました。先生たちにも勉強だけでなく、心の支えとしても助けてもらいました。嬉しかったのはフリースクールのときの同級生とスクーリングで偶然出会ったことです。

お互い、アットマーク国際高等学校に進学したことを知らなかったので、心強い仲間ができて勇気が湧きました。今は大学で韓国語の勉強をしています。もちろん、韓国語の通訳になるという夢のためです。

飯島 麻由さん(2016年卒)

僕は全日制高校からの転入で入学したのですが、見学時に学校の雰囲気が良かったことと先生や生徒さんが優しそうだったのが印象に残っています。説明では生徒の主体性を尊重すると聞き、通いやすそうだと思い入学を決めました。

思い出に残っているのは、サマースクールです。先生に言われたことをするのではなく、生徒が主体的に活動するのが新鮮でした。自分たちが調べて考えて作った提案を地元の商工会の方々にプレゼンテーションした経験は自分のチカラになりました。自分と考えの異なる他の生徒達と一緒に活動したことも学びになりました。先生たちとの距離感が近く、生徒の主体性を尊重してくれるので自由な雰囲気で過ごしやすかったです。

入学までは通信制高校やアットマーク国際高等学校のことは知らなかったのですが、入学して良かったと思っています。後輩や入学を検討されている生徒さんには、良い環境が整っているので自分のしたいことを納得いくまで頑張ってほしいです。

田丸 晴基さん(2023年卒)

アットマーク国際高等学校には自分の興味や関心を掘り下げた成果物を成績評価にする「マイプロ」制度があり、それが自分に合っていると思って入学を決めました。学校には伝統工芸部や探求学習、校外学習などいろいろな活動があり、学びと同時にそれらの活動を通じて多くの友達ができました。また先生にも気軽に話ができるので安心して勉強や活動に取り組めました。

自分ひとりでもグループでも、登校でもオンラインでも、自分のペースで学習を勧められる環境なのでとても過ごしやすい学校です。

I.Nさん(2023年卒)