4月5日(土)に明蓬館高等学校本校で令和7年度入学生を迎える入学式が行われました。
春の冷えもあり今年度は美しい桜吹雪の中で執り行うことができ、自然も生徒たちの新たな始まりを祝福しているように感じられます。
NEW校長と新入生誓いの言葉
今年度の入学式では、新たに明蓬館の校長に就任した小賀友子先生が初めての校長挨拶で新入生を迎えました。生徒と同じ校長「1年生」です。
小賀先生は明蓬館が始まった時から本校にある川崎町・安宅で生徒たちを見守ってきた、まさに明蓬館の母のような存在。これからは一家の長として、全国の拠点やサポート校も優しさで包んでくださるでしょう。
全国の新入生317名を代表して誓いの言葉を述べてくれたのは、地元の中学校から進学を決めてくれたAさん。
入学してすぐの大役を二つ返事で引き受けてくれました。緊張するなかでも来てくださったみなさんや教員への敬意を大切に、自分の言葉で卒業までの決意を述べました。堂々とした姿に、参加していた新入生もきりりとして表情を見せてくれました。

地域の資源を活用したお祝い
式台の隣で華やかに存在感を放つ壇上花は、地元の華道家に用意していただいたもの。
式を彩るのは、ミモザ、シンビジューム、桜などの素敵なお花たち。
それぞれの花言葉は、
- ミモザ:感謝・思いやり・友情
- シンビジューム:飾らない心
- 桜:精神の美
これからも素直に健やかに成長してほしい新入生にぴったりのお花ですね。

入学式に足を運んでくださった来賓のみなさまには、創立当初から本校を支援してくださっている川崎町の果樹園レストラン・ラピュタファームさんに特別に作っていただいたローストビーフ弁当。
こだわりの宮崎牛を使ったお弁当には、春を感じる菜の花や2種類の特製ソースまで!
豪華かつおいしい、地元の良さをまたひとつ発見しました。

さいごに
本校もありがたいことに、独自の学習スタイルや自然環境ならではの魅力を感じてくださる方が増えています。
ここを選んでくれた皆さんに「明蓬館にきてよかった」と思ってもらえるよう、これからも力を合わせて丁寧な支援・指導を続けていきたいと思います。
これからもよろしくお願いいたします。